シュフウグーの 主婦エッセイ

等身大の 心の旅 ~自己観察 家族観察 いのちの観察~

見つめるエッセイ ~ないということ~

 

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予想以上に穏やかになる

何もないのが とても落ち着く

 

私の場合 必要に迫られて

 

そうでもならなければ

知ることができなかった感覚だ

 

冷蔵庫を開けるごとに

モノが順調に減っていく

順調に だ

 

元々買い置きが好きではない

と言うことは抜きにしても

ストックという言葉ともほぼ

無縁である

 

庫内の明かりを遮るものが

毎日毎日 無くなっていく

必然的に 開ける毎に

眩しさを増す

冷蔵庫の中は 眩しいのだ

 

今日は 拭き掃除ができる

一旦出すモノも無い 楽だ

 

何もないのが 落ち着く

 

 

夫はテレビっ子で

朝目が覚めるとまずテレビをつける

 

画面に音と映像が出た状態で

トイレに行き 

歯を磨くため 部屋を離れても

テレビがついていないといけない

新聞を読むときも 消してはいけない

外に出掛ける直前まで あるいは

まだ家に誰かいても

見ていたのが自分だけでも

消すことはせず そのまま居なくなる

 

意外とこういうタイプが多いのは

感じ取ることができる

恐らく間違いないだろう しかし

 

テレビをつけている時間は

見る時間とイコールにして欲しいのだ

せめて我が家だけでもと思う

 

節約の意識もゼロではないが

わたしはそもそもテレビっ子ではない

 

どうにもテレビの音声が

心を乱すことが多い気がする

 

テレビを消すと 静寂が戻る

すなわち 夫もいないということ

 

無音で 部屋の明かりも消すと

わたしの邪念もどこかへ消える

 

何もないのがとても落ち着く

 

 

もうすっかり 飽きたことばだが

車を放したという現実は

持たないという 気持ちの軽さを

最初に気付かせてくれたこと

 

とても 勇気は要ったけれども

予想以上に すがすがしかった

 

 

今 クリアな冷蔵庫を前に

食材を満たしていく様子を描く

 

すると なんだか心がざわざわ

 

モノが溢れている光景は

あまり好きではないのがわかる

 

三大欲求の一つを満たす

食べるという 行為ですら

最優先に置けない 心…

 

ちょっと待てよと目を閉じてみる

静寂の中で 耳を傾ける

 

別の問題が目覚めたのかも

 

見えないところで叫んでいるかも

上から抑えて 無かったことに

 

本当は 聞こえているはずなのだ

そうやって目を閉じてみなくても

 

いつか突然やってきた

私の道を 雑草だらけにしていた

 

伸び放題にはしたくなくて

一本ずつ抜いていった

生えても生えても 抜いていった

 

雑草魂と言われるだけに

そう簡単には 取り切れなくて

 

今もこまめに 抜いているはず

 

気候変動のようなものか

少しリズムがずれているだけ?

 

いま 心は 穏やかなはず

 

「はず」にゆだねて 心をならす

草が生えぬよう 何度もならす

平坦に 平穏に

 

「別の問題」が何であるか など

ことばで確かめる必要もない

ならすすべを 知っているから

充分向き合い 進んできたから

 

音を消す 色を消す 欲を消す

 

もう一度 見渡してみる

 

モノが無い ということが

いまの私は とても落ち着く

 

 

 

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本日もお読みいただき有難うございます。

次回もお待ちしております。

 

shuhuugoo

 

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