シュフウグーの 主婦エッセイ

等身大の 心の旅 ~自己観察 家族観察 いのちの観察~

情報より刺激?

寝具の会社に勤めている息子は 繁忙期に入り土曜日出勤が続いている

今朝もお弁当を詰めて持たせた

不思議と会話が盛り上がる

今朝の話題はYouTube 以前息子が薦めていたから何がどういいのか確認したくなった

慌ただしい朝の時間に ガスの炎と食材に追いまくられながら掛け合いをするこの時間が 勢いがあってリズミカルで好きだ

7:3ぐらいの割合で私はテンションが高い

彼はいつも冷静だが 低い声の「3」の中にSNS関連の話題の時の食いつきを判断できる それが母というものだろう

 

「若い人って 動画に何を求めてるの?」

若い人という言葉を選ぶ時点で その決めつけと偏見にとどまる自分を認めながら 結構勇気を出して敢えて発した

「面白けりゃ いいんじゃない? あとその動画の前にサムネイル画像ってあって…」

この押し迫った時間で専門用語らしき単語が出てきて 割って入った

「あー 目次みたいなもの?」

ざっくりと知ったか染みたが 早めのリズムを続けたら息子なりにつなげてくれた

「まあ そうだね…パッとみて興味が沸きそうなのを前に持ってくるんだけど」

面白けりゃいいのか…だからやりすぎて問題になる迷惑行為が後を絶たないんだ…と半ば独り言のように しかし語気を強めてその現状に呆れた声を 息子は黙って聴いた

息子の感覚がいわゆる若者のどの辺りにあるのか突き止める必要もないのだが 随分前に煙たかった「今どきの…」を口走ってしまいたくなる胸中が いま確かにある

「物に溢れている」と思っていた何年か前の感覚もそのピークを過ぎてしまったのかもと狭い解釈をした 確かに情報を求めて検索をするし CMでも秒の一コマの最後には「検索!(クリック音)」が新鮮で歯切れが良く思えていた時期もある

今はそれすら聞き逃すほどありふれて 衰退にも近い感覚を覚える

情報よりも刺激を求めているのが現実ならばと 背中を氷が走りそうなのをかき消し お弁当をバンダナに包み麦茶の水筒と一緒にカバンに持たせた

「行ってらっしゃい!気をつけて」

サッシの玄関引戸が隙間無く閉まったのを確かめて 一呼吸してから居間に座った

息子とのリズムがピシャリと一旦途切れた

夫が毛布にくるまって眠っているのを脇目に さっきまでの会話を辿り 不安と興味と危機感が放射状によぎる 刺激を求めた状態が膨れると これはもしや時代の巻き戻しではないのか 刺激の究極は「いのちの奪い合い」にしか思考が行き着かないのだ この先地球の生き物ってどうなるんだろう いやこの先ではなく今たちまち生活できなくなっている人達だってたくさんいる

部屋中を見渡した

何を口角下げて不平不満を醸しているのか 私自身が何もしていないではないか

背景色と広告を疎ましく思えた数日前までの私が 何かを叫んでいる

煩悩が見えた

 

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つい2時間ほど前のやりとりを 心のままに文字にしています。語彙力の乏しさもあり少々荒めの文章となっております。ご容赦ください。

 

お読みいただきありがとうございまず。

次回もお越しをお待ちしております。

 

shuhuugoo

 

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